無知から始める金学生活

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『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ 感想まとめ

お金を稼ぐ意識が大きく変化する1冊

 

変化の激しい時代だからこそ、お金を稼ぐ為の知識や知恵が重要になってくる。

しかし、お金について勉強する人はあまり多くはない。

 

将来のお金について不安はあるだろうが、勉強するほどでも無い。

もしくは、どうやって勉強すれば分からない...。という人が多いのかもしれない。

 

そんな人こそ『金持ち父さん貧乏父さん』を読んで欲しい。

読んだあと、お金に対する意識が大きく変わっている事だろう。

 

 

お金の為に働くのではなく、お金を自分の為に働かせる

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多くの人はお金のために働いている。

しかし、少数の金持ちはお金を自分のために働かせている。

 

お金のために働くと、結局はお金持ちにはなれない。

 

これが資本主義の実態だ。

 

お金がお金を生み出す仕組みを作る。

それこそがお金持ちになるために必要なのである。

 

3種類の所得

 

お金を学ぶにあたって、知っておかなければいけない3つの所得の種類がある。

  1. 勤労所得
  2. ポートフォリオ所得
  3. 不労所得

以上の3種類だ。

 

勤労所得

 

勤労所得とはその名の通り、働いて稼ぐ所得である。

 

いい学校出て、良い企業に就職し定年まで働く。

最近まではそれが当たり前で、それこそが1番良いとされてきた。

 

勤労所得が「収入を得る」と言う点では1番わかりやすく、それ以外の方法を考えもしない人も多い。

 

しかし、収入を勤労所得だけで賄っている限り、お金に対する不安からは抜け出すことができない。

 

何十年も働き続けてきた人が老後のお金の心配をする。

そんな状態の人が多い時点で気がつくべきなのだ。

 

勤勉に働くだけではダメなのだと。

働く以外の収入が必要なのだと...。

 

ポートフォリオ所得

 

ポートフォリオ所得とは株式や債券などの紙の資産から得られる所得の事。

株式や債券は資産となり、お金の流れをもたらしてくれる。

 

お金が自分のために働いてくれているのだ。

 

不労所得

 

不労所得とは不動産投資から得られる所得のこと。

持ち家とは異なり、貸したり売ったりすることで収入を得る方法だ。

 

元手が多くかかる場合が多い。

しかし、安定した収入をもたらしてくれるのが多いのも不労所得である。

 

お金持ちになるためには、いかに勤労所得をポートフォリオ所得や不労所得に早く変えるにかかっている。

 

資産を持ち、資産からもたらされる所得でさらに資産を増やす。

これが、お金を自分のために働かせるということである。

 

多くの人が勘違いしがちな資産と負債

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多くの人がごっちゃにしがちな資産と負債。

資産と負債の違いを非常にシンプルに表したのが次の言葉である。

 

  • 資産は私のポケットにお金を入れてくれる。
  • 負債は私のポケットからお金をとっていく。

 

そして、金持ちは資産を手に入れる。

しかし、中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思い込む。

 

この違いがお金持ちになれるか否かを決めるのだとも...。

 

本当の資産とは?

 

自分にお金をもたらしてくれるもの。

  • 不動産
  • 株式
  • 債券
  • 手形
  • 知的財産

以上のモノなどがある。

これらは、自分が働かなくても収入をもたらしてくれる。

 

資産が増えるほど、お金の為に働く時間が少なくなる。

そして、資産からの収入が支出を上回ったとき、本当の意味でお金から自由になれるのだ。

 

持ち家は負債である理由

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持ち家は固定資産税がかかり、所持するだけでお金が減っていく。

そして、持ち家自体がお金を生んでくれるわけではない。

 

バブルの頃のように土地の値段がどんどん上がっていけば別だろうが..。

さらに言えば、家は住んだ時点で価値が目減りする。

 

よっぽどのことがない限り、買った値段やそれ以上で売ることはできないだろう。

 

ローンを組んで家を買ってしまう場合はさらにひどくなる。

 

家の価値自体は買った時点より減る。

払うお金は利子がつき、買った時点よりも多く払わなければいけない。

 

本当に持ち家が欲しくて欲しくて仕方ない場合はしょうがないかもしれない。

 

しかし、何も考えずに、まわりが買っているから」という理由だけで家を買うのはやめたほうがいい。

 

銀行員は家は資産であると言うだろう。

なぜならば、銀行はローンの利息や手数料で儲けているからだ。

言葉巧みにローンを組ませようとする。

 

気をつけたほうがいい。

奴らは手数料ハンターだからだ。

 

学校では教えてくれないお金の本質を学べる1冊

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学校で教えてくれる勉強は、勤労所得を増やすための勉強だ。

 

お金のために自分が働く方法の勉強である。

 

しかし、本書が教えてくれるのは

お金を自分のために働かせるための考え方。

 

お金持ちになったり、お金の不安から解放されるには、お金を自分のために働かせる必要がある。

 

お金を自分の為に働かせる考え方、頭の使い方を教えてくれる非常に価値のある1冊。

それが、『金持ち父さん貧乏父さん』なのだ。

 

感想

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本書では、一貫してお金に対する知性を養いなさいと言っている。

多くの人と同じことをしていては将来お金に苦労すると。

 

頭を使いお金を生み出す。

 

その事がお金持ちになる為に必要不可欠なのだと...。

 

人は、どうしても多くの人と同じことをしていなければ不安になってしまう。

しかし、多くの人がお金に苦労している。

 

お金から自由になるためには、少なくとも多くの人と同じことをしていてはダメなんだと思う。

そのことを改めて実感させてくれる1冊だった。

 

本書を読めば、お金に対する意識が、

働くという意識が、大きく変わることがあるかもしれない。

 

そして変わった意識で行動する。

 

そうすることで、多くの人とは違う、

お金に支配されない人生が送れるのかもしれない。

 

 

まとめ

 

良い学校を出て、良い企業に就職すれば安泰だ。

そんな考えが通用しなくなってきた時代だからこそ、読んで欲しい1冊。

 

読めば、お金に対する考え方、稼ぐ事への考え方が180度変わるかも知れない。

 

 

以上

『金持ち父さん貧乏父さん』ロバート・キヨサキ 感想まとめ

でした!

 

 

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