低所得だからプレミアム付き商品券に申し込もうとしたけど、思った以上に対象範囲が狭かった話
え?範囲狭すぎ!?プレミアム付き商品券の罠
プレミアム付き商品券。
皆さんご存じでしょうか?
消費税10パーセントに合わせて、消費の落ち込みを防ぐために発行される商品券。
2万5千円分の商品券が2万円で買えるというかなりお得なもの。
25パーセント還元みたいなものである。
住む地域によって柄や名前が違うのも特徴。
超お得じゃん!!
そう思ったリンドは早速申請しようとした。
っが!思った以上に対象範囲が狭くて申請ができないのでした!!
ちゃんちゃん!(#^ω^)
そもそもプレミアム付き商品券を知らいない人が多いんじゃない?
僕もプレミアム付き商品券を知ったのはつい最近である。
接客業をしているのだが、10月頃から見慣れない商品券を持った人が現れるようになった。
もちろんウチでは使えない!!
その時は気にしなかったのだが、行く先々で
『プレミアム付き商品券使えます!』
みたいなPOPや張り紙を見るようになった。
そしてつい最近、11月になってからテレビCMでも見るようになった。
だがCMを見ても、
『プレミアム付き商品券』と言うものがあることしか分からない。
特に最近では、スマホを見ながらテレビを見る人も多いので、あのCMではなかなか伝わらないだろう。
もっと内容を言葉で説明するCMが必要だったのでは?とも思う。
対象範囲は?低所得層よりも子育て世代?
対象範囲は大きく分けて2つ。
- 住民税が非課税の人。
- 3歳未満の子供がいる子育て世代。
以上の2つがプレミアム付き商品券を買える人、世帯です。
ぶっちゃけ、かなり範囲がシビアです。
子育て世代はともかく、住民税非課税の範囲がかなり狭いです。
ある意味で、お年寄り向けなのかなとも思います。
住民税非課税の人とは?
住んでいる地域によっても差がありますが、、、。
- 単身・ 100万円
- 夫婦・ 156万円(配偶者を扶養)
- 夫婦子1人・205、9万円
- 夫婦子2人・255・9万円
以上が住民税が課税されないボーダーラインです。
また年金受給者で年金収入のみの場合、
- 単身65歳以上・155万円
- 単身65歳未満・105万円
- 夫婦65歳以上・211万円
- 夫婦65歳未満・171、3万円
以上がボーダーライン。
ただし、住んでいる地域によって変わるので、詳しくはお住いの市区町村のホームページへ!!
※今回の住民税非課税のデータは内閣府のホームページから引用しています。
住民税非課税だし買えるじゃん!でもちょっと待った!!
住民税非課税だし買えるじゃん!と思ったそこのあなた!
ちょっと待った!!
実はもう一つ罠があったんです!
実は住民税が課税されている人に扶養されている人は買うことができません。
さらに、生活保護の受給者は買う事が出来ません!
配偶者の扶養に入っている人、
もしくは親の扶養に入っている人は
プレミアム付き商品券を買うことが出来ないのです!
この制度によりおそらく多くの人が対象から外れるでしょう。
配偶者がフリーランスで、自分があまり稼いでない人。
親の扶養に入っていない学生位でしょうか、、、。
なかなか範囲が絞られますね(;´д`)
やっぱりメインは子育て世代か?
1番対象者が多いのは、子育て世代でしょう!
3歳未満の子供がいる世帯が対象となります。
(2016年4月2日から2019年9月30日までに生まれた子供)
子供1人につき2.5万円分の商品券を2万円で購入できます。
子供が2人いれば5万円分の商品券を4万円で購入することができるというものです。
ただし、先払いにはなるので、
子育て世代がポンっと現金で2万円も払えるのかどうかは怪しいところ。
一応5千円単位で分割購入もできるみたいですが、、、。
プレミアム付き商品券の購入の仕方
住民税非課税の人がかなり少ないので、今回は子育て世代の購入の仕方を紹介します。
子育て世代は、9月ごろから商品券の購入引換券が届きます。
遅くとも、12月前半くらいまでには届く模様。
そして、その引換券を持って、市区町村が指定する窓口へ行く。
現金、本人確認書類と共に提示し商品券を購入します。
限度額まで一気に購入することもできますが、5千円単位で分割購入することもできます。
1枚あたりの金額は、小口になっており例えば500円や1000円なっています。
プレミアム付き商品券、じゃあどこで使えるのか?
詳しくは、お住まいの市区町村のホームページで確認してほしい。
僕が住んでいる市だとかなり広い範囲で使える。
大手スーパー、デパート、ドラッグストア、コンビニ、アミューズメント施設、本屋などなど。
飲食チェーンでも使える所が多いので、かなりお得だ。
ただ、スーパーやデパートでは使えても、中に入っているテナントでは使えないことも多いので注意が必要です。
使用期間は令和2年2月29日まで!短いので注意が必要!!
プレミアム付き商品券は、使用できる期間が短く、令和2年2月29日までです。
かなり期間が短いので、あらかじめ使える店を確認してから申請した方が良いでしょう。
後は、期限が過ぎると使えなくなってしまうので、忘れないうちに使用できる場所では積極的に使いましょう。
あまり浸透していないのか、それ程見かけない
少し前の新聞で読んだが、プレミアム付き商品券は思ったよりも浸透していないようだ。
対象者が限られるのと、申請が面倒なことが挙げられる。
後は、そもそも存在を知らない人が多いようだ。
インターネットやスマホ全盛期にわざわざ市役所や商工会議所に行くのはかなり面倒である。
特に子育て世代は忙しい。
なかなか申請に行く時間も取れないのではないか。
せっかく交付したマイナンバーも、
あまり活用されていないような気がする。
今後、もしプレミアム付き商品券を発行する事があるなら、
もう少し範囲を広げて、インターネットから申し込めるようにして欲しい。
もちろん支払いも振込で!
人件費も節約できて、申請率も上がるだろう。
浸透していないのは宣伝の仕方が悪い?
プレミアム付き商品券があまり浸透していないのは、宣伝の仕方も悪いのではないかと思う。
お年寄りはテレビを見るかもしれないが、子育て世代は主にSNSやYouTubeに移っている。
TVCMより、SNS、YouTubeでの宣伝に力を入れていくべきだとは感じるが、、。(ーー;)
時代の変化に対応しきれていない。
そんな風にも感じられる。
まぁ、あくまで素人の意見ではあるが、、、。
結局は皮算用で終わりましたとさ!
プレミアム付き商品券を知ったときは、25%の還元ってスゲェと思っていたが、結局は皮算用で終わってしまった。
プレミアム付き商品券で、本やボウリングの球を買おうと思っていたが、残念ながら対象範囲外だった。
無念!!
まとめ
次があるかどうか分かりませんが、
申請手続きをスマートにし、その分の人件費を対象範囲を広げるために使ってほしいと思います。
今回はダメでしたが、いい勉強になりました。
アンテナを張りつつ、お得なものは逃さないようにしていこうと思います。
以上、
『低所得だからプレミアム付き商品券に申し込もうとしたけど、思った以上に対象範囲が狭かった話』
でした!