宝くじを買って夢を見る?いえ、バカを見るのです
宝くじは愚か者に課せられた税金!?
テレビCMや新聞などでも大々的に宣伝している宝くじ。
スクラッチだったり年末ジャンボだったりいろいろありますよね?
よく、宝くじを買って夢を見ると言います。
しかし、宝くじを買って本当に見るのは「バカ」だということは、覚えておいた方がいいかもしれません。
バカを見る理由は3つ
- 期待値が低すぎる
- 高額当選で不幸になる人が多い
- 宝くじがあれだけ宣伝されている理由を知らない
それぞれ解説していきます!
宝くじの期待値(還元率)が低すぎ問題
宝くじの期待値(還元率)は45%ほど
ギャンブルの王道、競馬ですら74%ほどあるので相当低い数字になっています。
主催者が1万円集めた場合、
5500円を主催者の取り分。
残りの4500円を参加者全員で取り合うイメージです。
宝くじを買えば買うほど貧乏になる。
まさに貧乏くじを買わされているわけです。
高額当選で不幸になる人が多い
高額当選してこれで人生イージーモードだ!
なんて夢を見ますが、実際は高額当選で不幸になる人が多いのです。
高額当選から数年で破産にまで追い込まれる人もいます。
なぜ高額当選で不幸になる人が多いのでしょうか?
答えは身の丈に合っていない金額を一瞬にして手に入れてしまったからです。
消費感覚は1番お金を持っている時に決まる
金銭感覚特にお金を使う感覚は1番お金を持っているときに決まると言われています。
宝くじの場合、自分の実力ではなく偶然大金が舞い込みます。
稼ぐ力が身に付いていないので、消費する金額が多くなればなるほどマイナスが増えていきます。
年に500万円位の稼ぐ力があっても、消費感覚が1億円の場合あっという間に破産に追い込まれてしまうのです。
人間関係のトラブルに巻き込まれる
大金を手にしたら自慢したくなるのが人間。
宝くじが当たったことを公表しなくても、いきなり羽振りが良くなったり、高級車を持ち始めたり、、、。
するとお金目当てで近づいてくる人が増えてきます。
もともとお金を持っていれば追い払う術を身につけているでしょう。
しかし急にお金持ちになった場合、気がつかない場合も出てきます。
後は、お金が底をつくまでひたすらたかられるだけ。
金の切れ目が縁の切れ目。
後に残るのは後悔と恨みだけになるでしょう。
宝くじは地方自治体の収入源
宝くじは地方自治体が販売しています。
収益金は公共事業等に使われます。
平成30年度の宝くじ販売実績が8046億円。
そのうち3745億円は当選金として還元されます。
残りの収益から経費を除いた分が、
販売元である地方自治体に入ります。
経費といってもそれほどかかるわけではなく、14%ほどしかありません。
販売額の約40%は地方自治体の収入になるわけです。
40%も儲かるのですから、地方自治体としては売りまくりたいわけですよね。
だからこそ、あれだけ頻繁にcmが流れ我々が目にする機会が多いのです。
宝くじの半分近くが税金みたいなもの
宝くじの当選額には税金がかかりません。
理由は、最初から税金がとられているからです。
地方自治体の収益=約40%が税金と言ってもいいでしょう。
消費税が2%上がる事に敏感な人たちが、宝くじは列をなして買おうとする。
その人たちに1人1人「あなたたちが買おうとしているものの40%が税金ですよ」と言ってあげたい位。
まさに愚か者に課せられた税金なのです。
まとめ
宝くじ=貧乏くじ
宝くじを買うお金があったら、そのお金を書籍や投資に回す。
そうして、未来の自分が受け取るお金を増やしていった方がはるかに賢いでしょう。
もしそれでも宝くじを買いたいなら、
「地方自治体に寄付するんだ」位の感覚
でいた方がいいでしょう。
まぁ、買わないのが1番ですけどね!
以上
「宝くじを買って夢を見る?いえ、バカを見るのです」
でした!
読書登録、ブックマークもお願いします!