無知から始める金学生活

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時代によって変化するお金について考える『お金2.0新しい経済のルールと生き方』書評

お金のあり方は価値の時代へ変化する

 

SNSの発展。YouTubeの台頭。

時代が目まぐるしく変わる昨今。

 

それに合わせ、経済、働き方、お金に対する考え方、あり方も変わってきます。

しかし、激しい変化の時代に我々はどう対応していけばいいのでしょうか?

 

そんな疑問に対して、『価値』の重要性を説いた1冊が『お金2.0新しい経済のルールと生き方』です。

 

 

未来は主に3つの要素が決めている

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現実は、影響力の強い3つの要素が互いに影響し合い成り立っている。

 

  • お金(経済)
  • 感情(人間)
  • テクノロジー

 

以上の3つが未来の方向性も決めているのです。

 

お金は最も影響力が強い

 

 3つの中で最も強力な影響を及ぼすのがお金です。

自給自足で生きている民族を除けば、ほぼ全ての人がお金を使い生活しています。

 

生活するためにはお金を稼ぎ、食料やモノと交換しなければいけません。

最早、生きていくためにはお金が必須と言う位影響力が強いのです。

 

お金は人の感情を無視しては成り立たない

 

嫉妬、憎悪、共感、愛情、感謝

人には様々な感情があります。

 

お金や経済の仕組みを把握して大きく稼いだとしても、人の感情を無視すると成功は長く続きません。

 

多くの人から共感を得られなければ、最終的には上手くいかなくなるのです。

ある意味で、沢山の協力者がいるからこそ成功するのです。

 

テクノロジーは徐々に影響力が強くなってきている

 

ほぼ全ての人は、テクノロジーの事は考えなくても生活できてしまいます。

テクノロジーは、ごく僅かな天才たちだけが関わっているものと考えがちです。

 

しかし、テクノロジーは大きな変化のきっかけを作っていきます。

 

そして1つの発明が連鎖的に新しい発明を引き起こしていくのです。

 

パソコンが普及したと思ったら次はスマホが普及し、さらには人工知能の開発も進んできました。

 

このように、テクノロジーは目まぐるしく変化していきます。

そして、時代が進むにつれ、人間への影響力が強くなって来ているのです。

 

そもそもお金とは何か?

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そもそもお金とはなんでしょう?

お金とは、価値を媒介するものです。

  • 価値を保存し
  • 価値を測り
  • 価値と交換する

以上の3つの機能を持ち合わせています。

 

例えば、お金の代わりが魚だったらどうでしょう。

魚は時間が経てば腐ります。

これでは長期の保存ができませんよね。

 

更に腐った魚には価値が無くなってしまいます。

魚の種類によっても必要な量が変わってきてしまいます。

価値が判断しにくいのです。

 

その不便さを解消するために生まれたのがお金なのです。

 

価値の仲介役、媒介役がお金なのです。

 

テクノロジーがお金のあり方を変える

 

お金は価値を決めるのに非常に万能だと思われがちです。

 

しかし、お金にはならないけど価値のあるものは世の中に存在します。

 

資本主義では、お金が絶対的な価値です。

 

しかし、最近になって資本主義が考える価値あるものと、

世の中の人が考える価値あるものとの間にに溝が出来始めています。

 

テクノロジーが発達し、

価値を保存・交換・測定する手段をお金に求める必要がなくなってきているのです。

 

例えばインフルエンサーと呼ばれる人達

 

フォロワー数が何万人、何十万人といる人々。

その人たちがたとえ無一文でも価値がないと言えるでしょうか?

 

資本主義の視点であれば、お金を持ってないので価値が低いと判断されます。

 

ですが、それだけのフォロワー数がいる人がビジネスを始めれば、一体いくら稼げるでしょうか?

 

換金していないだけで、フォロワー数が多いと言うのは非常に価値があります。

しかし、お金で価値を測る資本主義ではその価値を測れないのです。

 

価値を自由に換金、モノに変換できる『価値主義』へ

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価値には主に3つの種類があります。

  • 有用性としての価値
  • 内面的な価値
  • 社会的な価値

それぞれの意味が混ざり合って価値と呼ばれます。

 

有用性としての価値は、

役に立つかどうか?という点から考えた価値。

 

内面的な価値は、

愛情・共感・信頼など。

個人の内面に紐付いた価値。

 

社会的な価値は、

慈善活動やNPOのように、社会全体をより良くしていく為に必要な活動に対する価値。

 

資本主義の問題点は有用性としての価値しか判断できない。

 

資本主義の問題点は、有用性としての価値しか判断できない点です。

その他の価値を無視してきた。

そこが問題なのです。

 

内面的な価値を数値化して流通させようって話

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今現在では判断しづらい、感謝や興味、関心、注目などをテクノロジーを使い、数値化し流通させようというのが価値主義です。

 

例えば、企業が広告を出したい場合。

テクノロジーで数値化された、

  • 個人の人気度。
  • 信頼度。
  • 注目のされ具合

などを使って、宣伝費を決める。

 

個人の価値をお金に変換している訳です。

 

何が出来るか?どんな人となりなのか?

そういった曖昧なモノがテクノロジーによって数値化され、個人の価値になる。

 

そんな時代が近いうちに来るかも知れない。

 

本書を読んだ感想

 

正直、めちゃくちゃ難しいです。(;´д`)

  • 何を求めて本書を読むのか?
  • 何を学びたいのか?

あらかじめ、はっきり決めておかないと迷子になってしまいます。

 

僕は、お金とは何か?

今後お金がどうなっていくのか?

以上のことを学ぶために読みました。

 

非常に難解で、お金の事を学び始めた段階で読むのは余りお勧めしません。

 

お金や経済についての知識が、

ある程度ついた人が読むべき本だと感じました、、。

 

本を読み慣れていない人も挫折しそうですね(^_^;)

 

価値を高めていく重要性を学んだ

 

これからの時代、ただ働いているだけではダメだと感じました。

 

自分の価値を高めていくために一体何ができるのか?

改めて考えるきっかけになりました。

 

自分の価値を高めるために自分のできることを増やしていく。

その為に今から色々なことにチャレンジしていく必要性を感じました。

 

今の僕は、ブログを使って価値を高めようとしています。

 

成功するかどうか分かりません。

しかし、自分の価値を高めるためにコツコツとやっていきたいと思います。

 

まとめ

 

なかなかに難しい本なので、内容の半分も理解できていないと思います。

今後、お金の勉強していく中で読み直すと新たな発見があるかもしれません。

 

もし、『価値主義』や『今後のお金のあり方』に興味がある方は読んでみるといいかも知れませんね!

 

以上

時代によって変化するお金について考える『お金2.0新しい経済のルールと生き方』書評

 

でした!